トピックス

昭和40年代に購入した愛着あるおうちからの「住み替え」床暖房のいらない家《チャコの家》完成・お引渡し

仙台市泉区、チャコの家の新築工事が無事完了しました

昨年末に仙台市泉区のチャコの家の新築工事が無事完了し引渡式を執り行わせていただきました。年末ギリギリのお引渡し・お引越しとなり、バタバタしてしまいましたが、新居で新年を迎えることができ、お施主様もお喜びでした。

築50年の6DKの一戸建てに、長年お住まいでしたが、隣家との高低差のある土地に建つお宅で、初めは「何回もの震災を受けて、お隣との間の擁壁に不安を感じるようになったので擁壁の修繕工事はできないですか」というご相談でした。現場を見せていただくと古い擁壁には亀裂や孕みがあり、一見して危険な状態でした。そして修繕工事を行うには、既存の建物があるままでの工事は不可能で、かなり大規模な工事になりそうだということがわかりました。安心して暮らすためには、既存建物を解体し、擁壁からやり直して、建物を建て直す方法しかありませんでした。そうなると、かなりの時間と巨額な費用が掛かってしまいます。かと言って、費用を抑えるため簡易的な補修をしたところで、不安を抱えたまま暮らし続けることに変わりはありません。

 同じ地域で「住み替え」という選択

いろいろとお話をお伺いすると、数年前にご主人を亡くされ、現在は息子さんと二人でお住まいとのことで、「長年暮らした愛着のある我が家だけど、二人だけで住むには広すぎるし、高齢になってきて庭の手入れも大変になってきたしねぇ…危険な擁壁や古くなった建物を修理しながら住み続けるより、こじんまりと快適な暮らしがしたいんだけど…」ということでした。

ちょうど、近所に弊社所有の土地がありましたので「ご自宅を売却し、新しい土地に『住み替え』という形はいかがでしょうか?」とご提案したところ「住み慣れた地域内だし、敷地も広すぎなくて二人で暮らすには丁度いいわね」とご決断いただき、今回の工事に至りました。

「住み替え」を決断し新築したこの建物は80代のお母様と50代の息子さんが二人で暮らされる2LDKのお宅です。

1階に水廻りとLDK、お母様のお部屋、2階は息子さんのお部屋…と、至ってシンプルな間取りですが、生活スタイルの違うお二人が、お互いに快適に過ごせる設計になっています。 そして、引渡し前の気密検査では「C値0.2」と、優秀な結果が出ました。施工した各業者さん達の努力の賜物です。

隙間のない建物と独自の計画換気方式を採用した「チャコの家」での暮らしは、驚きの連続だそうです。

「暖かさが断然違う!」エアコン1台の暖房で家中あたたか

真冬のお引越しで「まず、一番に感じたのは『暖かさが断然違う!』エアコン1台の暖房で家中どこへ行っても寒さを感じない。床の冷たさも感じないからスリッパも使わなくなったし上着も必要なくなったよ!お風呂上りも薄着でいられるのにはビックリ!夜寝る時も掛け布団類が減ったし、夜中、トイレに起きる回数が減ったから朝までぐっすり眠れるようになって、身体が楽になりました」と、とても感激されていました。

そうなんです!WHO(世界保健機構)も、人が健康に暮らす住まいは、一年を通して家中の室温を18℃以上にすることを推奨しています。詳しいことは、また次回お話しするとして…

入居者様に「チャコの家」の本当の素晴らしさを実感していただけて私どもも大変嬉しく、そして、誇らしく思います。

まずは実際に見て、触れて
山達の住まいを体感してみてください