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マイホームを考えるなら完成見学会に行ってみよう

モデルハウスだけではなく「完成現場見学会」へ

何気なくモデルハウスに遊びに行くのは楽しいですよね。いろいろなプレゼントももらえるし、イベントもやっているし、お金のかからないステキな休日の過ごし方ではないでしょうか。私自身、この仕事をする前は趣味のひとつとしてモデルハウスにたくさん足を運んでいました。私にとっては、ウィンドウショッピングより住宅展示場の方がはるかに楽しい空間でした。住宅に関わる仕事に就いたのも、趣味が高じた?のかもしれません。

いろいろなモデルハウスを見るのは楽しいですし、違いやご自身の好みを確認する意味ではとても有効です。しかし、いざ「建てるぞ」という時になったら、モデルハウスだけではなく、ぜひ「完成現場見学会」に行って欲しいのです。

モデルハウスは、家具や照明にも少なからずお金をかけていて、そこに目を奪われてしまうことがあります。私も以前はそうでした。しかも、実際注文住宅で建てる時に使う材料と違うものを使用していたり、暖房・冷房が効きすぎていたりすると、大切なことを見極めることが難しいのです。

モデルハウスは夢を見に来るところ?

昔、この仕事に就くずっと以前の話ですが、遊び半分で某ハウスメーカーさんのモデルハウスに訪れた際、何気なく「この家をこのまま建てたらおいくらくらいするんですか?」と質問したことがあります。すると営業さんが「1億円ほどです」という答え…。驚いた私に、営業さんが続けて「お客様、モデルハウスは家を見に来るところではないのですよ。夢を見に来るところです」と。20年以上経った今でもはっきり覚えているほど、衝撃でした。

「そうなんだろうか」「そういうものなのだろうか」と疑問を抱えたまま家に帰り、なぜか頭から離れませんでした。確かに、マイホームは「夢」のひとつです。でも、現実的な物を見たいと思っている方の方が多いのでは?と感じたのです。実際つきつけられるのは「お金」という現実なのですから。実際、そこから我が家のマイホームへの道のりが始まるわけですが、何を基準に決めたらいいのか、すごく悩んだことを思い出します。

「宝くじが当たったら好きなように建てられるのに」とたくさんのお客様がおっしゃいますし、私も建てる時はそう考えていました。しかし、現在までにたくさんのお客様のマイホームのお手伝いさせていただきましたが、たくさんのお金があるから思い通りの家が建つ、というのも少し違うような気がしてなりません。

「完成現場見学会」はお引渡し前の物件

そこで大事なのが、「完成現場見学会」です。実際にお客様がいるお引渡し前の物件を見ることで、実際に建てる未来のマイホームを現実的な形として目で見ることが出来ます。しかし、建物価格はこの場合教えてもらえないことが多いです。個人情報、ということもありますし。とても知りたいところですが、ここは聞き方を変えて、「オプションになっているところはどこですか?」と聞いてみるのがおススメです。つまり、そこは差額が発生する可能性の高いところ、ということは知ることが出来ます。

新聞チラシやホームページなどで情報を集めて足を運んでみてはいかがでしょうか?

まずは実際に見て、触れて
山達の住まいを体感してみてください